
レアメタルで電子部品・電極部品に使用する金属チューブを製造 |
福澤精密工業株式会社では、希少金属、レアメタルという素材にて、放電ランプなどに使用されている(電極部位を接続する)、金属チューブ(金属スリーブ)を製造しています。 「製品用途一例」 HIDランプ部品としても使用されています。従来のランプがもつさまざまな問題点のひとつとして、発光効率が悪化する問題点がありました。特に、材質としましてはW、Mo、Ta、Nbなどレアメタルを主体としたものが多く、従来、加工が容易だったNi、SUSなどではなく、HIDランプに使用されるため製造方法を変える必要性がありました。2種類以上の熱膨張率の相違する金属を連結し、電極形成部位を形成。その部位はタングステンやモリブデン、ニオブ、タンタルといった硬度が高く且つ溶着の困難な性状を呈する金属(レアメタル)で構成されています。 さらに各電極部位を基端側から先端側に向かうに従い、熱膨張率が小さくなる順番でそれぞれを金属チューブ(金属スリーブ)により連結した電極が主に使用されています。 接続する金属チューブ(金属スリーブ)においては、タングステンやモリブデン基合金、ニオブなどのレアメタルを素材とする外径が1.8ミリ程度、肉厚が0.25ミリ以下で、内径公差及び外径公差が±0.005と非常に小さく、更に真円度の非常に高い製品を製造することが要求されます。 私共、福澤精密工業株式会社では、そのようなシビアな精度を実現するために、プレスによる製造ではなく特許取得の管引き加工により加工精度±0.005を実現し、製造を行っています。 >金属チューブ(金属スリーブ)の発注案件のご相談は、こちら。 |
数々の問題点より開発された福澤精密工業株式会社の3つの製品技術。 |
放電ランプの電極の6つの問題点を福澤精密工業株式会社が見事解明! |
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レアメタル素材の特許取得管引き加工で製造する、放電ランプ電極。 |
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福澤精密工業株式会社は、放電ランプなどに使用されている(各電極部位を接続する)、金属チューブ(金属スリーブ)を加工精度±0.005で製造する技術をもっています。 レアメタルを素材とした金属チューブを、特許取得の管引き加工で量産化に成功しています。 |
放電ランプの電極は、高熱との戦い。 |
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放電ランプの電極は、アーク放電による熱電子放出量が多く、且つ先端部が非常に高温となります。 そのことから電極の先端部との温度差が非常に大きくなり、単体の金属で形成された電極の場合には、熱膨張率の相違によって熱損失が増大し、発光に費やされるエネルギーが減少してしまいます。 従いまして、従来のランプでは、発光効率が悪化する問題点がありました。 |
特許取得の管引き加工によりシビアな精度を実現! |
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この部位は大変シビアな製品精度が要求されます。 たとえば、接続する金属チューブ(金属スリーブ)においては、タングステンやモリブデン基合金、ニオブなどのレアメタルを素材とする外径が1.8ミリ程度、肉厚が0.25ミリ以下で、内径公差及び外径公差が±0.005と非常に小さく、更に真円度の非常に高い製品を製造することが要求されます。 私共、福澤精密工業株式会社では、そのようなシビアな精度を実現するために特許取得の管引き加工により加工精度±0.005を実現しました。 |